SEO対策サイト、その施策の見つけ方
こんにちわ!
以前の更新から随分放置をしてしまいました。
では、各SEO会社が行っている施策について紹介をしていきます。
…とは言っても、どの会社がどの施策を行っているかを知るのは簡単ではないです。
そこで、まずはSEO会社ではなく施策の内容をチェックしていきます。
では、SEOが行われているサイトと行われていないサイトを分別する必要がありますが、普通にサイトを見ていてもSEO対策をしているかどうかというのは分からないですよね。
ここで活躍するのが以前に紹介した【Ahrefs Site Explorer】です。
略してASE、基本的にはリンクの内容を調べるツールですが、このツールを使えばSEO対策をしているかどうかを見分ける事ができます。
■まずは気になるサイトの被リンクをチェックしてみよう
ASEで気になるサイトの被リンクをチェックしてみてください。
アンカーテキスト分析を使えば、どういった単語でリンクを張られているかが見えます。
その中に、単語でリンクが張られているものはないでしょうか?
例えば引越しサイトを例に上げるとすれば、「引越し 会社名」など分かりやすい形で対策キーワードにリンクが張られていると思います。
「引越し 地名」や「引越し 単身」などSEOで上げたいキーワードがアンカーになっている事が多いです。
SEO会社は、kwで上位表示を狙うため、アンカーテキスト分析の内容をチェックすればどういったkwで上位表示を狙っているかをある程度把握する事ができます。
さらに、ドメインを押してどういったサイトから被リンクがあるかを見る必要があります。
■これって、SEOじゃね?
SEO対策っぽいアンカーを見つけたら、とりあえずどんなサイトからリンクが張られているかをチェックしてみます。
・関連会社からのリンク
・ブログからのリンク
・ランキングや比較サイトからのリンク
・よく分からない海外リンク
色々なサイトがあると思いますが、明らかに違和感のあるサイトが見つかります。
続けて引越しを例に上げますが、引越し関連のサイトなのに内容的に何が言いたいかよく分からないサイト。
引越しに関する知識や情報を紹介してはいても、商品紹介や会社紹介がほぼ無く、「引越し 会社名」や「引越し 地域名」でリンクを1~5本程度設置しているサイトです。(これはリンクパワーの関係で少なめにリンクを設置しているんだと思います。)
趣味で引越し関連サイトを作っているのであれば、人間味やその人自身の濃厚な体験談があるはずですし、引越し会社のサイトであれば料金やメリットなどをとても詳しく紹介してあるのが当然です。
しかし、SEO対策用に作られたサイトの場合はキーワードに対する情熱はあっても、広がりや人間味が薄いという特徴があります。
何を目的としたサイト(リンクを飛ばすことですが)か分からない…という場合はSEO対策用のサイトである可能性あるわけなんです。
さらに、1つのサイトだけからリンクを飛ばしているわけがないですから、施策サイトを1つ見つければ似たようなサイトからの被リンクが複数見つかります。
ASEを使えば上記の方法でSEO施策をされているかどうか、どういったサイトでSEO施策が行われているかを解明する事ができるわけですね。
■解明した情報を有効に使う方法
ASEで解明した情報の使い方としては、上位表示を狙っているkwで上位表示になっているサイトにどういった施策を行っているかを知るというものです。
SEOサイトのコンテンツや被リンク、ドメインランク(SEOチェキがオススメです)を解明する事で、自分が上位表示させたいサイトにどういった施策を行えば席を奪うことができるのかという目算がつきます。
分かりやすく言えば、上位表示されているサイトよりも濃厚なSEO施策を行えば上位表示させる事ができるという話です。
内部施策は完璧…でも上位表示されないよう‥という場合には競合サイトのSEO施策をチェックする事で新たな対策を作る事ができるわけですね。
■終わりに
各SEO会社がどのサイトに施策しているという情報があれば、会社ごとの施策傾向というのも知る事ができると思うのですが、コネが無いと知る事はできないと思います。
各社のサンプル画像から調べるとかもできると思うのですが、手間とリターンが合っていないですし、確信を得る事もできません。
ですから、会社ごとの施策は分からないけれど、今流行りのSEO施策を知る事ができる!というのが今回紹介したASEテクニックです。
他の人がしている対策、知りたいですよね!